ディスプレイ広告とは?リスティング広告とうまく使い分けて効果を出す!

「ディスプレイ広告はどういう効果があるの?」
「リスティング広告とどう使い分ければいいの?」
とお悩みの方に向けた記事です。

ディスプレイ広告は、Webサイト、アプリケーションなどが用意しているメディアの広告枠に表示させるものです。
多くの方がリスティング広告とディスプレイ広告を併用していますが、やみくもに併用するのではなく、目的に応じて使い分ける必要があります。
例えば、検索広告は検索結果位置に表示させれるのに対し、ディスプレイ広告は多くのWebサイトの広告枠に表示されます。この事象一つとったとしても、広告を見た人のモチベーションは異なります。

この記事ではディスプレイ広告を始めたい方に向けて、概要やメリット・デメリット、知っておくべき種類をご紹介します。

↓この記事を読んでわかること↓

✔ディスプレイ広告で認知度向上
✔リスティングとの違いは配信者、配信面
✔ディスプレイ広告のメリット・デメリット

ディスプレイ広告とは

Webサイトなどに設置された広告枠(ディスプレイ)へ表示する広告全般のことです。
静止画以外にも動画やテキスト(文字)といった種類があり、配信者である広告主が設定できます。
比較的バナー形式で掲載されることが多いため、「バナー広告」と呼ばれることもあります。
分かりやすいところで言うと、Yahoo! JAPANのトップページが挙げられます。

その他にも、ブログサイトやSNSにも配信でき、配信するにあたって、効果的な戦略が必要です。
ディスプレイ広告にはリンクが設定されており、広告をクリックするとランディングページ(LP)などのサイトに遷移します。問い合わせや資料ダウンロード、商品紹介ページなど、ユーザーにアクションを起こしてほしいページに誘導し、成果を上げていく仕組みです。

ディスプレイ広告とリスティング広告の違い

ディスプレイ広告は、リスティング広告と比べて以下の点が大きく異なります。

1.表示場所
2.配信ターゲット(顕在層または潜在層)
3.広告形式

1.表示場所

冒頭でもお伝えしましたが、検索広告は検索結果一覧に広告表示されるのし対し、 ディスプレイ広告はWebサイトやGoogleのサービス(Youtubeや Gmailなど)、モバイルアプリに表示されます。

・Webサイト
ポータルサイトや個人ブログなどのWebサイト上へ広告が表示されます。ご紹介する中では最もメジャーな広告表示先で、大きく広告が表示されることがあることから、認知度向上の効果が見込めます。

・YouTube
TOP画面や検索結果画面、動画視聴時の関連動画スペース、PC版の動画再生画面下部などに広告が表示されます。

・Gmail
プロモーションタブやソーシャルタブに広告表示がされます スマートフォンやタブレットでアプリを使用中のユーザーに広告表示がされます。

2.配信ターゲット

ディスプレイ広告を利用することで、サービスを知らない・自身のニーズに気づいていないなどの潜在ユーザーにリーチできます。 GoogleやYahooと関連のあるさまざまなサイトに出稿できるため、今まで接触できていなかったユーザーにもリーチができます。

各媒体上でターゲットとしたいユーザー層をセグメント化(グループ化)してくれているので、そのセグメントに対して広告を配信することもできます。 性別や年齢などのデモグラ(demographic)と掛け合わせると、あなたのサービスのターゲットに的確にアプローチできるかもしれません。
そのため、商品やサービスの認知度を高めたいという場合に最適な広告です。

例)
車好き(セグメント) × 30代の男性(デモグラ)
美容に興味関心(セグメント) × 20代の女性(デモグラ)

3.広告形式

ディスプレイ広告とリスティング広告では、広告の表示仕様にも違いがあります。

リスティング広告では、基本的にはテキストのみの表示です。
タイトル+広告文というテキストのみで、ユーザーの興味を惹きつける必要があります。


しかし、ディスプレイ広告では、画像や動画、テキストなど、多様なフォーマットでの広告表示が可能です。そのため、インパクトのあるビジュアルでユーザーにアピールできます。

この点が認知向上に適していると言われる所以です。

ディスプレイ広告のメリット・デメリット

メリット

・潜在層にアプローチできる


ディスプレイ広告は、Webサイトの広告枠に広告配信ができるため、『商品を知らないユーザー』や『商品に興味はあるけど調べていないユーザー』など潜在層にアプローチできます。
そのため、企業や商品の認知拡大を行いたいたい方におすすめの広告です。

・画像や動画で商品の魅力を訴求できる


ディスプレイ広告は、テキスト以外にも画像や動画を活用できます。
リスティング広告のように、テキストだけの広告だと視覚的なインパクトは与えることは難しく、ディスプレイ広告であれば視覚的なインパクトが与えられ、商品の魅力を簡単に訴求できます。

・リターゲティングができる


ディスプレイ広告は、自社サイトを閲覧したけれど商品購入や資料請求、お問い合わせにつながらなかった見込み顧客に対して、リターゲティング広告が配信できます。具体的には、指定したWebページに訪れたユーザに再度広告を表示させることです。
複数回広告を見ると、自然と気になり興味を持つようになりませんか?これにより購買意欲を刺激でき、サービスを利用したり商品を購入するといったアクションを促すことができます。

商品やサービスを探しているユーザーは、購入段階まで類似商品をさまざまな角度で比較します。
比較・検討段階で存在を忘れられてしまわないように、リターゲティング広告を配信しておくことで存在を思い出してもらえるように仕掛けることができます。

デメリット

お問い合わせにつながりにくい

ディスプレイ広告は、潜在顧客に企業や商品を知ってもらうために配信するものです。
商品の存在を知らなかったり、購入をしようと思っていなかったりするユーザーにアプローチして商品の存在を知ってもらう際に活用されます。
そもそも商品の購入を検討していないユーザーに配信すると、お問い合わせにつながりにくいため注意が必要です。

効果測定が難しい

ディスプレイ広告運用データは蓄積されていきますが、リスティング広告と比較すると効果測定が難しいです。
その理由は、ディスプレイ広告にはテキストや画像、動画を利用するため、どの要素が成果に影響しているのか特定するまでに時間がかかります。具体的には、画像ひとつとっても、成果に影響しているのは「コピー」なのか「背景」なのか「文字のフォント」なのか、など分解する要素が多くあるためです。
仮説立てをして効果検証する方法であれば、効果測定が効率的に行えますが、難しいことがデメリットとなります。

広告費用の消化ペースが速い

ディスプレイ広告は、広告費用の消化ペースが早いです。 GoogleやYahoo!JAPANが提携するメディアの広告枠に広告が掲載されるため、多くのユーザーの目に触れることになります。
多くのユーザーに広告が表示されるため、クリック率も上がり広告費用の消化ペースが早くなってしまうのです。そのため、予算を確保しておくようにしましょう。
ただただ、目を引くようなクリエイティブを配信してしまうとクリックだけされて無駄な費用がかかってしまう点も留意しましょう。

まとめ

改めてではありますが、下記の特徴をご紹介させていただきました。

✔ディスプレイ広告で認知度向上
✔リスティングとの違いは配信者、配信面
✔ディスプレイ広告のメリット・デメリット

ディスプレイ広告への抵抗がある方や、依頼先で悩んでいる方はぜひ弊社へお問い合わせください。

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